私たちは全国各地から買い付けた
野菜・果物を皆さまのもとに届ける卸売企業です。

以前は美容師として働いていましたが、結婚して子供ができたことをきっかけに転職を決意。前職では給与も不安定で、家族を養っていくことに不安がありました。大協青果では、仕事をやればやるほど評価してもらえるところに惹かれました。前職とはまったく違う業界ですが、子供の頃に飲食店をやっていた父親に連れられて何度か市場に来ており、雰囲気はわかっていましたし、色々なことをやってみたくて楽しみな気持ちで入社しました。

じゃがいも・にんじん担当として、変動する相場をチェックしながら商品の買い付け・販売、仕入れ先のサポートを行っています。仕入れ先の農家には生産を始める前に必ず出向いて、前年の反省点を振り返りながら一緒に生産計画を立てています。「他の生産地と収穫時期がバッティングしないように、今年は少し早めに生産を始めましょう」など、農家がしっかりと利益を出せるように提案していくのも、仕入れを手掛ける私たちの重要な仕事です。

さまざまな産地に足を運ぶ機会があり、収穫したばかりの新鮮な野菜を頂くと、その美味しさにいつも驚かされます。そこで得た感動や知識・美味しさを小売店のお客様に一生懸命に伝えながら商品を提案し、売り場に置いてもらうことで、消費者の方に食べてもらえることがこの仕事の醍醐味だと思っています。にんじん嫌いだった子供も、今ではスーパーでにんじんを見かけると、「これパパのにんじん？」といって喜んで食べてくれるので、とても嬉しいですね。

もともとは中華の料理人。「将来は自分の店を…」と、独立を目指していましたが、当時とても気になっていたのが野菜の価格でした。野菜を仕入れる際、何故こんなに高いのか不思議で仕方ありませんでした。その理由を知りたいと思ったのがきっかけで入社したんです。最初は独立までの腰掛けのつもりでしたが、産地への同行など色々なことを経験させてもらいながら、本気で野菜に向き合う社長を見ているうちに、ここで真剣に働きたいという気持ちに変わっていきました。

営業として青果の買い付けや量販店への卸売りを行っています。担当する品目（ほうれん草・きゅうり）を全国から調達しつつ、量販店への供給シェアを拡大していくのがミッション。農家には量販店の要望をもとに「規格外の品で徳用袋をつくってみませんか」「こんな品種をつくりましょう」など、色々な提案を行っています。また、取引のある農家から知り合いの農家を紹介してもらったり、農家の展示会に足を運んだり、新しい産地の開発にも取り組んでいます。

品種や産地など、新たに見つけ出してきた商品を量販店に提案して採用されたときは嬉しくなりますね。さらにその商品が、定番商品として店頭に並ぶようになったときの嬉しさは格別です。入社のきっかけとなった仕入れ価格への疑問も、生産者をはじめ、さまざまな人と関わるなかで答えが見えてきたように思います。これほど手間暇・愛情かけて生産しているわけですから、消費者だけでなく生産者も笑顔になってくれる商売としなければ、野菜を供給し続けることはできません。全ての人が納得できるようにバランスを取るこの仕事にやりがいを感じています。

高校を卒業後、新卒で入社しました。通っていたのが商業高校で情報処理の勉強をしていたため、就職するなら事務職と決めていましたが、最終的な決め手は社内の人の良さでした。市場はまったく知らない世界で、入社したばかりの頃は社内で飛び交う言葉の意味もさっぱりわかりませんでした。でも、少しずつ意味や商品の流れ、取引の仕組みがわかるようになると、どんどん仕事が面白くなっていきました。

入社してからずっと事務職として伝票作成や電話対応、資料作成などを行ってきました。でも、社長から「よかったら営業の仕事もやってみない？」と誘われ、思いきって人生初の営業職にチャレンジしてみることに。今はまだ事務職として勤務しており、本格的な営業デビューはこれからなので、ドキドキワクワクしているところです。営業が外でどんな仕事をしているのか、今まで知らなかったことを学んでいきたいです。

この会社はみんな優しく、良い人ばかり。これまで、毎日ずっと事務所内で仕事をしてきましたが、居心地がよく、ちょっとした出来事もみんなで楽しんでいました。今後は営業として外に出ていくため、生産者や量販店の方など、色々な人との出会いを楽しみたいです。ゼロからのスタートで不安はありますが、新しいことに挑戦させてくれるのがこの会社のいいところ。同じ社内で違う業種を経験させてくれるところってなかなかないと思うんです。こんなチャンスをくれる会社で、これからもわたしらしくチャレンジしていきたいと思っています。