
目指すは、みんなを笑顔にする商売
誰かを笑顔にしても、誰かを泣かせるような商売では長く続けていくことはできません。たとえば、消費者という立場で見れば商品は安い方が良いに決まっています。しかし、そこだけを見てただ安く商品を仕入れていては、生産者である農家では採算が取れず、農業を続けていくことができなくなるでしょう。
私たちが目指しているのは、消費者・量販店・生産者など、あらゆる立場の人を笑顔にする商売です。生産者にしっかりと目を向け、日本の農業を支えていくためにも、私たちは農家に最も近い卸売企業でありたいと考えています。
日本の農業は高齢化などの問題により、廃業する農家が後を絶ちません。このままでは各地で長年受け継がれてきた歴史や生産ノウハウが途絶えてしまうでしょう。愛知県も、かつてはほうれん草の名産地として知られ、稲沢市を中心に多くのほうれん草が生産されていました。もちろん、今でもほうれん草を生産している農家はありますが、全盛期と比べると寂しさは否めません。
私たちは卸売企業でありながら自社で農園を持ち、ほうれん草を中心とした野菜の生産を行っています。それは常に農家の皆さまと同じ気持ちで、共に歩んでいきたいという想いがあるからです。また、大切に育てた野菜が決して無駄にならないように、そして農業に対する社会の理解が深まるように。持続可能な農業を目指して、地域農業の活性化やフードロスの削減に繋がる取り組みも行っています。私たちは日本の農業を支えながら、新鮮な野菜・果物の流通を通して、皆さまに笑顔をお届けします。
マルシェ開催
地域活性化の取り組みとして、「138タワーパーク」で開催されるバザーや「びさいまつり」にマルシェを出店しています。
マルシェでは生産者の想いを消費者に伝え、そして消費者の声を生産者に届けることで、双方への理解・関心を深め、地域農業の発展に努めています。フードロス対策
訳ありの食品を買取り・販売している会社(株式会社ベジブル)に、野菜・果物を納めています。
「形がいびつ」「サイズが小さい」などの理由で、価値はあるものの消費者に選んでもらえない野菜を選別し、ベジブルを通じて再販することでフードロスの削減に貢献しています。おかえりやさい
傷がついて売れなくなった野菜など、スーパーから返品された廃棄される野菜を回収し、専門業者に委託して堆肥化しています。自社農園では廃棄野菜から作られた堆肥を使って野菜を育てており、生ごみを削減しながら地域循環型野菜「おかえりやさい」を生産しています。
会社名 | 大協青果株式会社 |
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所在地 | 〒491-0923 愛知県一宮市大和町氏永字仲林140番地の1 |
代表者 | 代表取締役会長 小嶋 啓 代表取締役社長 小嶋 弘道 |
資本金 | 9,700万円 |
社員数 | 社員60名、パート70名 |
事業種目 | 青果物卸売業全般 |
主要取引先 | アオキスーパー株式会社 株式会社カネスエ 株式会社バロー他 株式会社ロピア 大黒天物産株式会社 他 |

昭和55年8月発起人会発足
昭和55年10月発起人設立総会、株式募集 資本金4,800万円
昭和56年3月業務開始
昭和57年9月資本金7,200万円に増資
平成6年4月一宮フレッシュコアプランの一貫として保冷庫を増設
平成13年8月資本金9,700万円に増資
平成15年11月加工場に大型機械を導入
平成26年10月大型冷蔵庫増設
平成27年4月農業部門設立
平成29年8月低温加工作業場及び大型冷蔵庫増設
平成30年10月GAP(グローバルキャップ)取得
令和3年10月有機野菜を主としたオーガニック事業を開始
令和4年3月ほうれん草の機能性表示を取得
令和5年9月自社ブランド いちじくジャムの製造販売を開始